【スタイリスト紹介VOL.16】小さな頃の夢はファッションデザイナー。お客さまが「好き」を表現できるお手伝いをしたい

DROBEのスタイリストたちの、スタイリングのこだわりやプライベートを紹介する「スタイリスト紹介シリーズ」。今回は、プライベートでは古着MIXスタイルが得意なI_Sakiさんにお話を伺いました。

I_Sakiさんプロフィール

大学の経営学部を卒業後、服飾系専門学校に入り、デザインを学ぶ。その後アパレル企業に就職し、ECサイトのディレクターとして、国内・海外でのバイイングや、商品企画、スタイリングやキャスティングなどを経験。DROBEには2020年11月からスタイリストとして参画。

ーこれまでのファッション歴を教えてください

小学校2年生のとき、友だちがルーズソックスを履いているのをみて「なにこれ！おもしろい！」と思ったのがきっかけで、洋服に興味が湧き、おしゃれが好きになりました。

小学生の頃は柄に柄を合わせるような派手で元気な服装が好きでしたが、中学校に進学してからはお姉さんっぽさに憧れ、ヒールや短いスカートを履くようになりました。でも、すぐに自分らしくないなと気づいて、それから今までずっとカジュアル系のファッションです。

ー最近のお気に入りのスタイルを教えてください

古着とハイブランドのMIXスタイルです。古着は大学生のときにハマりました。当時、ファッションは好きだけどそんなにお金をかけられない中、古着に出会い「こんなに安くて可愛くて、しかも一点ものなんて！」と感動し、それから今まで古着を探し回る日々を過ごしています（笑）。

吉祥寺と明大前にお気に入りの古着屋さんがあり、ずっと通っています。デザインに一癖あるものが好きで、解体し、パターンを真似て自作の服を作ったりもしています。

ずっとカジュアルスタイルですが、最近はきれいめにも少し挑戦していて、先日は自分へのご褒美にRepettoのシューズを買いました。

ー大学時代のお話が出ましたが、I_Sakiさんは大学を卒業してから専門学校に通っていますよね？

アパレルデザイナーになるのが小さな頃からの夢で、本当は最初から大学ではなく専門学校にいきたかったんです。私の体型はヒップが大きく、小さな頃からかわいいデザインのスカートやパンツがなかなか入らず、悲しい思いをしてました。幼稚な発想で少し恥ずかしいのですが「自分で作れば私のサイズにあったかわいい服が着られるのに！」「じゃあファッションデザイナーになろう！」と考えたんです。

私自身、かわいいデザインの洋服に出会うととってもワクワクします。自分のデザインで、女の子がワクワクできる時間を生み出す仕事に憧れました。

ただ、ファッションの世界でデザイナーとして活躍できるのはほんの一握り。両親から、一つの道に絞るのではなく、もっと広い世界を見てみたら？と言われ、一度は大学に進学しました。でも、大学に進学してもやっぱり考えるのはファッションのことばかり。夢を諦めきれずに、専門学校に入り直しました。

専門学校卒業後は、アパレル企業に就職。小さな部署だったので、デザイナー、バイイング、スタイリング、PRのお仕事まで幅広く任せていただきました。

ーDROBEのスタイリストになったのはなぜですか？

洋服を選んでもらう、という発想がすごくおもしろいなと思い、DROBEを見つけてすぐに応募しました。

服飾の専門学校時代、ハイブランドから古着、ロリータまで、同級生がみんな思い思いの服装を楽しんでいるのをみて、ファッションって自由なものなんだなと世界が広がりました。

DROBEでは、お客さまが自分の「好き」を表現できて、ファッションが楽しくなるようなお手伝いをできれば嬉しいです。

ーDROBEのお客さまへの得意なスタイリングはありますか？

プロフィールに「マニッシュなスタイルが好き」と書いてあるお客さまがいると「よしっ！」とテンションが上がります（笑）。高校生の頃から、父や兄の服を借りて、自分の服と組み合わせて鏡の前に立ってみたり、メンズの服を女性のスタイルに取り入れたらどうなるかな、と考えるのが好きでした。かっこよさと女性らしさを融合したようなコーディネートが組めると楽しいです。

もちろん、マニッシュ以外にも、きれいめやカジュアル、フェミニンなど、お客さまのなりたいイメージに沿って、骨格やカラーを意識してスタイリングしています。その中で数点は、ご自身では手に取らないけど、いつものファッションに変化をつけられるようなアイテムをご紹介できるような提案を心がけていますね。

最近だと、シルバーやゴールドのシューズやバッグなどの小物を、デニムに合わせて普段の服装にも取り入れられるようにご提案をしました。

ープライベートについて教えてください

趣味も服作りなので、仕事もプライベートもファッションのことばかりで...。DROBEのスタイリストのみなさんはファッション以外の趣味もあってすごいなと尊敬しています。

癒しの時間は飼っている猫の体に顔を埋めて息を吸い込むこと。「骨あるの？」と思うほどやわらかくて癒されます。

ー最後に、お客さまに一言お願いします。

いつもありがとうございます！友だちと洋服選びをしているような感覚で、一緒にファッションを楽しめる存在になりたいです。文章で自分の好みを説明するのは難しいと思うのですが、遠慮せず思ったことをなんでも気軽にコメントいただけると嬉しいです。

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ーI_Sakiさん、ありがとうございました！