DROBEのスタイリストたちの、スタイリングのこだわりやプライベートを紹介する「スタイリスト紹介シリーズ」。
今回は、ロンドンでのファッション留学や国内外での様々なコレクションで経験を積み、現在はフリーランスのファッションデザイナー・クリエイターとしてご活躍されているYuQiさんにお話を伺いました。
YuQiさんプロフィール
- 趣味:海外旅行、芸術鑑賞、美味しい物を食べること
- 好きな音楽:マイケル・ジャクソン
- 休日の過ごし方:創作活動、美術館巡り、ショートフィルム観賞、ヨガなど
- 好きな色:ブラック、シャンパンゴールド、ラベンダー
- 好きなファッションテイスト:モード、エレガント、シンプルだけど少し変わった/エッジの効いたディテールが入っているもの
- よく読む雑誌:Vogueなど
- よく見るSNS:Instagram、Twitter。 好きな海外モデルさんやボディメイク系をよく見ます。最近はTwitterの”ちいかわ”と言うキャラクターの漫画に癒されています。
YuQiさんのInstagramアカウント:https://www.instagram.com/yuqinakamura/
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美術大学卒業後、ロンドンの芸術デザイン学校で本格的なファッションを学ぶ
絵を描くのが得意だったことから、高校卒業後、美術大学に進学しました。在学中、「洋服が好き」という自分の気持ちに改めて気づき、将来ファッションの道に進もうと決意しました。
しかし、大学ではファッションを専門で学べる学部はなかったので、ひとまず地元の古着屋でアルバイトを開始。そこでは高級な服の取り扱いも多く、たくさんのハイブランドの服に触れる機会がありました。大胆な袖のバルーンや、独創的なギャザーのあしらいに「こんな服、見たことない!」と心踊ったのを覚えています。
卒業後は、本格的にファッションについて学びたいと、ロンドンのセントマーチンズ※に留学。そこでの学びが今の原点になっています。
※正式名称セントラル・セント・マーティンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン。ロンドン芸術大学を構成するカレッジの一つで、世界的にも評価の高い芸術・デザイン学校
ロンドンでのファッション留学で視野が広がる
それまでずっと地元で過ごしていた私にとって、ロンドンでの経験はとても刺激的でした。
授業のスタイルも日本とは全く違います。日本では高いクオリティが求められ、パターンが1mmでもずれていれば指摘が入りますが、ロンドンでは多少曲がっていてもOK。正確さよりも創造性や感性が評価されます。
講師にも「Express yourself.(自分を表現して)」と常に言われ、自分らしいものづくりについて考えるようになりました。他にも、ロンドンには様々な国から来た方がいるので、多様な価値観にも触れ、視野がすごく広がりました。
挫折を経て帰国後のリスタート。デザイナーとしてキャリアを重ね、独立
帰国後、アパレル企業のデザイン部署に就職。順風満帆なデザイナー生活をスタートさせたものの、自分が本当にやりたかった事は、リアルクローズ(日常で着られる服)ではなく、アバンギャルド(大胆かつ独創的な服)だと立ち返り、再びロンドンに渡り、ロンドンファッションウィークに製作アシスタントとして参加しました。
留学時代と比べ、プロのデザイナーとして成長したはず、と思っていたのですが...。チーフデザイナーに「You are nothing」と叱咤され、自信を粉々に打ち砕かれました。もう一度日本で鍛え直そうと、帰国後はデザイナーの仕事のかたわら、夜間の服飾専門学校に4年間通い、苦手だったパターンを中心に一から勉強しなおしました。
その後、都内のコレクションブランドに就職し、パリコレクションや東京コレクションなどを経験。”パリコレに携わる”という一つの目標を達した後、衣装の会社に転職。芸能関係や、さまざまなイベントでの衣装デザインを経験しました。
周囲から背中を押されたこともあり、2017年にデザイン事務所「Y’s DESIGN -ワイズデザイン-」を立ち上げ、独立。ヨガウェアブランド-BEABLOOM-ビーブルームではデザイナー兼、総合ディレクターを務めながら、他にも様々な企業でデザイナーとして関わっています。
デザイナーとしての経験を、多くの人に活かせるパーソナルスタイリングに興味をもつ
独立後、多くのデザインのお仕事をさせていただく中で、今までの経験を活かし、よりたくさんの方に喜んでもらえるのではないかと考え、DROBEでのパーソナルスタイリストの仕事を始めました。
リアルクローズ、コレクション系、芸能・イベント衣装関係などなど…。様々なシーンでのファッションデザインを経験し、幅を広げてきたからこそ、ひとりひとりにあったパーソナルスタイリングが提供できるのではないかと考えました。
100人100通りのスタイリングをするために、パーソナルスタイリストの資格を取得
パーソナルスタイリングのお仕事は想像以上に奥が深かったです。例えば骨格は3パターンに分類され、ウェーブ体系の方はフェミニンが似合うとされています。でも、ウェーブの方全員がフェミニンな装いを好むわけではありません。
その人の好きなテイストや、長所も短所も活かし、100人100通りの似合う服を提案するためには、自分の感覚だけでは限界がある。スタイリングのスキルを更にアップするため、パーソナルスタイリスト、パーソナルカラーアナリストの資格を取得しました。
クールでかっこいい雰囲気のものが好きだけど、フェミニンなデート服のコーデもワクワク
自分のファッションに関しては、クールでかっこいい雰囲気のものが好きです。ワードローブの中はほとんどが黒いアイテムですし、靴もポインテッドトゥやオックスフォードシューズなど、直線的なアイテムが多いです。ちなみに、パーソナルスタイリングの資格を取得してから、自分自身も診断してみたのですが、元々の好みと大きなギャップはなく、クールテイストが似合うという結果が出ました!笑
クールテイストなスタイリングはもちろん得意ですが、フェミニンなテイストのスタイリングも好きです。お客さまの中には「デート服」の要望をくださる方もいらっしゃいますが、その方のデートのシーンを想像して選ぶ時間は、こちらまでワクワクして楽しいです。
一人ひとりの要望に合わせ、カルテには着こなしのアドバイスを
同じ服でも着方や小物の合わせ方、髪型やメイクで印象が変わるので、同封するスタイリングカルテには、お送りした服をどう着こなすとよく見えるか、合わせる小物はどんなものがいいかについてできるだけ記載するようにしています。
カルテ内では、アクセサリーや足元に合わせるものまで、全身のコーデが想像できるよう、オススメやアドバイスを記載するよう努めています」
例えば、小柄なことを気にされているお客さまには「サコッシュを斜めがけして目線を上にあげるといいですよ」とか、腕の太さが気になる方には「袖口をロールアップするとすっきり見えますよ」などとといった具体的なアドバイスをするよう心がけています。
DROBEでは、まるで宝箱を開けるような体験をしてほしい
お客さまには、DROBEの洋服が届いて、箱を開けた時に思わず「わー!」っとテンションが上がる、宝箱を開ける時のような体験をしていただきたいです。自分では選ばないアイテムだけど、実際に目にすると心が踊る、そんな驚きの要素を提供できればと思っています。
DROBEのスタイリストはみなさんとてもプロフェッショナルな方なので、お客さまにはぜひ、スタイリストの持つ経験やスキルを使い倒していただきたいです(笑)。私たちも、お客さまからいただく情報が多ければ多いほどフィットするスタイリングができるので、気兼ねなくなんでもご相談いただけると嬉しいです。
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