DROBEのスタイリストたちの、スタイリングのこだわりやプライベートを紹介する「スタイリスト紹介シリーズ」

今回は、外資系通信社、ジュエリーブランドのプレスなどのキャリアを経て、現在はパーソナルスタイリストとしてご活躍中で、DROBEのスタイリングマネージャーを務めるRikaさんにお話を伺いました。

Rikaさんプロフィール

  • 趣味:旅行、料理、映画鑑賞
  • 休日の過ごし方:近場で友人と食事やおしゃべり。仕事関係の友人のイベントでの情報交換。
  • 好きな色:白、緑、青、ピンク、黒
  • 好きなファッションテイスト:シンプル、上質、シルエットがきれいなもの。
  • よく読む雑誌:仕事柄ほぼ全てのものに目を通しますが、特に好きなのは、洋書のIn Styleやmarie claire、Harper's BAZAAR、Vogue の4冊。
  • よく見るSNS:Instagram。海外のスタイリストさんのアカウントや、犬のかわいい動画、手抜きクッキングや、便利グッズの紹介なども好きです。
Rikaさんの最近の私服コーデ。キャップはNYの帽子売り場にフラッと立ち寄った際、70代のベテラン販売員さんにオススメされたお気に入り。黒ニットは、セリーヌのデザイナー、フィービーファイロの最後の作品となり、大切にしているもの。

スタイリスト転向へのきっかけは、プレス時代に行った撮影時のスタイリング指導

大学卒業後、外資系通信社に就職。広報やプレス系の仕事が多く担当するようになり、広告をもっと勉強したいと広告代理店に転職をしました。そこで様々なクライアントの仕事をするうち、自分はファッション関係のお仕事が好きだということに気づき、化粧品会社やジュエリー会社のプレスとしてのキャリアをスタート。この時のお仕事が、今のスタイリングの仕事につながっています。

ジュエリーブランドのプレス時代、雑誌の企画で取材されたときの誌面

モデルさんを起用しジュエリーの撮影をする際は、プレスルームでの打ち合わせ中、私もスタイリストさんと一緒にジュエリーのイメージに合う洋服をスタイリングしていました。

それが好評で、だんだん新米のスタイリストさんに頼られる存在に。つぶれかけていたブランドが、広告の打ち出し方によって再度光を浴びるようになるなどの場面に立ち合い、スタイリングの持つ力を強く感じました。


資格取得、パーソナルスタイリストとして独立

プレス兼ブランドマネージャーとして働きながらも、もっと洋服やスタイリングについて勉強したいと、友人とニューヨークからのバイイングでセレクトショップを開業するなど、様々な経験を積みました。

仕事で海外に行く機会も多い中、欧米で、パーソナルスタイリストという職種が存在感を増してきていることに気づきました。まるでホームドクターのように、お客さまの人生のあらゆるイベントに常に寄り添い、ファッションを通じて最高の自分を演出し、人生の成功を手助けする存在です。

その世界観に共感し、服の知識やファッション史はもちろん、人間工学からパーソナルスタイリング、色彩、骨格、マナー、心理まで、様々な学校に通い、資格を取得。パーソナルスタイリストとして独立しました。

雑誌や広告のスタイリングは点、パーソナルスタイリングは線のスタイリング

雑誌や広告のスタイリングは点。その瞬間に切り取られた美しさを追求します。一方、パーソナルスタイリングは線のスタイリング。いくらオシャレでも、今まで通りの生活をしてストレスを感じてしまったら元も子もありません。

例えばデスクワークの方だったら、袖周りに装飾の多い服はお仕事中邪魔になりますよね。他にも、授乳中の方、赤ちゃんを抱っこされる方、育児に奮闘している方...。それぞれの生活に必要な動きのなかで、美しく居られる服を選びます。

おひとりおひとりの普段の生活を想像し、日常にスッと入り込めるようなスタイリングを追求。その方のことを真剣に考えるので、パーソナルスタイリストって、お洋服が好きなだけじゃなく、人のことも好きじゃないと務まらないお仕事だと思います。

パーソナルスタイリングのお客さまのカウンセリング中の様子

悩みやコンプレックスも、身に着けるものの力で解決していく

他にもわたしがテーマにしているのは「remedy(レメディ)」という考え方。直訳すると治療、という意味です。お医者さんは中から治していきますが、私は外から変えていく。

お仕事やプライベートでお客さまが抱えている様々な悩みやコンプレックスを、身に着けるものの力で解決できたら素晴らしいと思います。自分に自信を持てるようになることで、人間関係が円滑になったり、商談や面接で堂々と話せたり...。実際に様々な成功の場面に立ち会ってきました。

外資系保険会社の営業職の男性のお客さまがいらっしゃいました。大手企業の社長との商談のチャンス、どうしても契約がとりたい、とおっしゃっていたので、私は「スーツを買いにいきましょう」と、彼をお店に連れ出しました。

購入したのは、普段彼が着ているものよりも高価なものでしたが、とてもお似合いでした。彼はそのスーツで社長との商談に臨み、「自信を持ってプレゼンできたことで、実際に契約が取れた」と、後日とても嬉しそうに報告してくれたこともあります。

パーソナルカラーや骨格診断をするサロン内の様子

ご自宅に訪問して、クローゼット診断をすることも。必要なアイテムのリストアップや今後のプランまで寄り添って考えるので、結果的に無駄なお買い物もなくなり、お客さまのお財布にも優しいファッションライフになるんです。
長くお付き合いできる洋服を選ぶので、環境にも優しく、サステナブルな社会にも繋がりますよね。

自分自身のファッションで意識しているのは、「風景に溶け込むような装い」

わたし自身が着るものについては、お相手に合わせることを意識しています。これはプレス時代に学んだことも大きいかもしれません。当時、一日に何件も雑誌の取材がある際は、その雑誌のテイストに合わせてその度に着替えていました。

主婦向けの雑誌であればリラックスしたスタイルに、最先端のファッション雑誌であれば思いっきりモード系のスタイルに。初対面のお相手でも打ち解けてお話しいただけるので、仕事がスムーズに進むんです。

風景に溶け込むファッションかどうかも気にしています。例えば、全身黒のモード系のお洋服は、いくら単体でカッコよくてもハワイの海岸には似合わないですよね。

風景と自分を一枚の写真におさめた時に、自然でマッチする装いを意識しています。

歴史やストーリーのあるものが好き。愛するリーバイス501XXビンテージを着用しての一枚。

ご縁を感じたら何年でも追いかける。大好きなものに囲まれる生活。

自宅のインテリアやアクセサリー、お洋服...。大好きなものに囲まれて生活しています。ご縁を感じたら何年でも追いかけちゃいます。

パリコレで実際に見かけたシャネルのロゴTシャツに一目惚れした際は、当時住んでいたハワイのシャネルの店舗に駆け込み、「完売だし、コレクションアイテムなので無理」と言われても「絶対に欲しいので何年も待つ」とお伝えし、実際に数年後にご連絡いただき購入できました(笑)。

20年前のシャネルのコレクションアイテム。今年はシアーニットを重ねて。

LAの通りですれ違ったオシャレさんがかぶっていたハットが気になり、SNSなど駆使してついにGET

「これが好き!」とお洋服に恋する瞬間。そのご縁を作るのがパーソナルスタイリスト

私がオススメした洋服を試着して、フィッティングルームから出てくるとき、パーっと表情が明るくなったお客さまを見るととても幸せな気持ちになります。

色やデザイン、素材、シルエットが自分にぴったり似合った服との出会いって、すごく気持ちが上がりますよね。お洋服も、ブランドの歴史やコンセプト、作り手さんの工夫など、たくさんの思いを背負って、自分らしく着こなしてくれる人を探していると思うんです。

息子が初のお給料で買ってくれた白のニットコートは、思い出の品


「これ素敵!」「これが好き!」。お洋服との出会いって、恋みたい。でも、自分で見つけるのはなかなか難しい。だから私たちパーソナルスタイリストが、そのご縁を作れたら素敵だなと。

お客さまご自身が悩まなくても、自然と自分に合った大好きなものに囲まれて、素敵な生活が送れるお手伝いを、DROBEを通じてこれからもしていきたいです。

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