DROBEのスタイリストたちの、スタイリングのこだわりやプライベートを紹介する「スタイリスト紹介シリーズ」。
今回は、大手百貨店での販売員やアシスタントバイヤーとしての豊富な経験を持ち、明るい人柄でDROBEスタイリストたちを引っ張るReikaさんにお話を伺いました。
Reikaさんプロフィール
- 趣味:毎日仕事と育児で一日があっという間。趣味という趣味は持ててないのですが、末っ子が生まれて以来、健康のためにヨガに通っています。
- 好きな音楽:竹内まりや「いのちの歌」、MISA「アイノカタチ」
- 休日の過ごし方:平日休みは自分のメンテナンス。ママ友と10時に銀座で待ち合わせをして、レストランとカフェをはしごして14時には解散。短時間でもストレス発散に!日曜日の日中は、サッカー少年団の付き添い。夜は子どもたちの友達家族とディナーに行くことが多いです。
- 好きな色:ピンク
- 好きなファッションテイスト:コンサバ、フェミニン
- よく読む雑誌:女性誌はほぼ目を通します。自分のファッションの参考にしているのはVERY。
- よく見るSNS:Instagram(@makikotakizawa @akinyc @sasagawayuri @kensingtonroyal)
ファッション大好き大学生時代。百貨店に足繁く通う日々
実は、中高時代は毎日制服と部活着で、あまり私服に気をつかう機会はありませんでした。そんな私も、大学進学と同時に上京し、学内やバイト先のオシャレな先輩たちに刺激を受け、ファッションに興味を持つように。
入学当初に見た、いつも足元はパンプスで、全身ビシッと決めたオシャレな先輩が、授業が終わると彼氏のバイクの後ろにサッと跨って帰っていく姿に「かっこいい〜〜〜!」としびれたのを覚えています。
講義と講義の間に原宿に通い詰めたり、百貨店にもよく行っていましたね。「あのかっこいい先輩の服はここで買ってるんだ!」とか、街のオシャレな人の洋服のブランドを想像したり、研究心も相まって、どんどん洋服が好きになっていきました。
販売員からアシスタントバイヤーへ。お客さま目線で目玉企画を続々プロデュース
大学の学部は教育学部だったのですが、在学中にファッションに関わる仕事に就きたいと思い、新卒では百貨店に入社しました。在庫管理や検品など裏方の仕事から、店頭での接客販売など、小売業態の1から10までを経験させていただきました。
3年目からはアシスタントバイヤーとして、海外出張やイベント企画など、様々な経験をさせていただきました。ありがたいことに自分の企画でたくさんのお客さまに足を運んでいただくこともあり、何百人もの行列ができてお客さまの対応に奔走したことは良くも悪くも思い出深いです。
ファッションが大好きなのは変わらずだったので、自分も一人のお客さまの目線を忘れず、今お客さまが何を百貨店に求めているのかを常に考えて企画やバイイングをしていたことが、結果につながったのかなと思います。
きれいめで上品なスタイリングが得意
DROBEは百貨店時代の同期が立ち上げメンバーにいたので、彼らに呼ばれていったというのが本音です。昔から、自分の「やりたい」よりも、「誰かの役に立ちたい」というモチベーションが強いんです。
DROBEでの私のお客さまは、経営者や市会議員など、ある程度カチッとした職業の方が多いですね。私自身が着るものも、トレンドを追うよりもコンサバでシンプルなスタイルを好むので、上品な雰囲気を求める方々にフィットするのだと思います。
お客さまの気持ちに寄り添うスタイリング。体型のコンプレックスを美しく魅せる工夫を
服装にある程度のトラッドさを求める大人の女性に対しては、お客さま自信がご自身の体型に感じているコンプレックスを、きれいに魅せるためのスタイリングができるように意識しています。
年齢を重ねると誰しも自分の体型の変化が気になるもの。例えば、ご本人がお腹周りを気にされていたら、骨格タイプ的にはトップスをインしたスタイルが似合う方でも、そのまま教科書通りにオススメすることはしません。
あくまでご本人が心地よく、かつスタイルよく見えるスタイリングを心がけています。
プロフェッショナルとして研鑽しつつ、洋服に悩む気持ちも持ち続けている
プライベートでは3人の子どもの母。子どもを通じてさまざまな場面に顔を出す機会があるので、TPOにあわせた服装を心がけています。自宅で洗濯できないようなブラウスはサッカーの応援には着ていかない、などはもちろんですが、周囲の方との調和も大事にしています。
百貨店勤務やスタイリストだと言うと「いつもおしゃれだね」と言っていただくこともあり、もちろん嬉しいのですが、少し遠い存在に思われてしまっていることに寂しさと違和感があって…。わたしも今でも洋服選びに悩むこともあります。自宅の鏡の前でファッションショーをして「これは新鮮な組み合わせ!」と意気揚々と外出して、街のガラスに映る自分に「やっぱりちょっと変かも...」と思ってすぐに家に帰るなんてこともあります。
もちろんプロとしてスタイリングスキルはずっと磨きつつも、お洋服に悩む感覚は、お客さまと同じ目線にずっと立っていたいです。
忙しくて多くを背負っている女性に、スタイリングサービスで肩の荷物を一つ下ろしてほしい
自分も子育てに仕事に奔走する毎日。世の中の女性もそうなんじゃないかな。忙しく、いろいろなものを背負っている女性に、一つでも肩の荷を下ろしてほしいと思っています。
例えば恋愛でも仕事でも、勝負の日で不安でいっぱいなのに、服装のことまで考えなきゃいけないなんて大変ですよね。お洋服は私たちプロに任せて、心配ごとを一つ減らし、自信を持って自分らしく振る舞って欲しいです。パーソナルスタイリングサービスは、そのお手伝いができると思っています。
やっぱり私がしたいことは、誰かの役に立つこと。若い頃はファッション業界に憧れて、ファッションをやりたかった。今は一歩立ち止まって、本質的にお役に立てることをしたいなと考えています。
今は、DROBEという場所で、スタイリングを通じて一人でも多くのお客さまの役に立ちたいと思っています。
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